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《げっせい》ジャイアンツ(読売巨人軍)とその選手スタッフに関するニュースや試合結果などをまとめ、あれこれ思うことを書いています。

19年開幕スタメン内野手は誰?

外国人助っ人が入れ替わり、巨人の19年内野陣スタメンはどうなる?

 

東京ドームの内野

 

レギュラー候補

内野の主力選手ではマギーが抜け、オリックスから中島宏之と新助っ人ビヤヌエバが加わった。

 

原監督はコーチ会議で春季キャンプの振り分けを行い、中島とビヤヌエバの1軍スタートが内定した。

 

中島、ビヤヌエバ、ゲレーロらの1軍スタートが内定した。

 

内野手登録されている選手は1月現在で15人いるが、レギュラー候補はその半数くらいだろうか。

 

その中から開幕スタメン出場する内野手は誰になるのか考えてみたい。

 

期待される内野手は以下のとおり。(背番号順。かっこ内は4月1日時点での年齢)

  • 吉川尚輝 (24)
  • 中島宏之 (36)
  • 坂本勇人 (30)
  • 岡本和真 (22)
  • ビヤヌエバ (27)
  • 田中俊太 (25)
  • 山本泰寛 (25)
  • マルティネス (26)

ショートはキャプテン坂本

ショートは坂本勇人で揺るぎないだろう。

 

坂本がキャプテンになってから、まだ優勝していない。

 

長野が抜け、生え抜きでは阿部、亀井に次ぐ在籍年数にもなった。

 

「優勝しかないと思っています。僕がキャプテンになってから優勝していませんし、(原監督は)勝負に対する執念がすごい強い方なので、僕も一緒になってそういう気持ちでやっていきたい」

 

ただ昨シーズンは脇腹を痛めるアクシデントにも見舞われ1ヶ月離脱するなど、体力的な課題はある。

 

まだ30歳になったばかりだが、42歳まで25年間バリバリと現役を続けた松井稼頭央流の練習メニューを取り入れて、守備の基礎となる土台づくりを行っている。

 

若手の吉川大機、北村拓己、楽天の西巻賢二とともに沖縄で行っている自主トレを公開した。

 

坂本勇人の自主トレまとめ

「練習量は増えているので、年齢的にしっかり貯金を作っていきたいし、若い選手もきてるので、(練習量が)多くなるのはいいことかな」

 

「メンバーもすごく変わりましたし、心機一転でずっと“優勝するぞ”と毎年言っている。頑張っていきたい」と意気込んだ。

 

宮本慎也氏(ヤクルト・ヘッドコーチ)と合同自主トレをしていた際に学んだゴロ捕球練習に加え、今年からは松井稼頭央氏(西武2軍監督)が取り組んだメニューも導入。

 

「ゴールデングラブは常に目標ですし、打率、ホームラン、打点もキャリアハイを目指したいです」

 

「人として見習うべき部分がたくさんありますし、チームは変わりますけど関係性は変わらないので、一緒にいい成績を残したい」

 

「ノックだったり、補強の部分だったり、今年は多めにやりました。(身体の状態は)悪くはないです」

 

「ケガもなく出来ましたし、追い込むところは追い込んで練習が出来た」

 

「(体重は)去年のこの時期よりちょっとだけ軽い。守備をいっぱいやったからじゃないですかね」

 

増田陸「ハンドリングにしても全ての動作において体の使い方が柔らかい。送球フォームもきれい。参考にして取り入れていきたい」

 

チームを引っ張り5年ぶりの優勝に導いてほしい。

四番サード岡本定着か

岡本和真はクリスマスはサンタになっていたが、年末年始には母校の智弁学園でトレーニングに励んできたそうだ。

 

ジャイアンツ球場で新人合同自主トレが行われる中、室内練習場でマシン打撃などを行っていた。

 

今季は「3割・40本・120打点」を目標に設定している若き大砲は「とにかく今はバットをしっかりと振っていきたい。

 

その後は、岸田、和田、山本と、慶応大のグラウンドで自主トレを行っているようだ。

 

岡本の自主トレまとめ

 

「まだまだですけど、今は形は関係なく振れるように、飛ばせるようにだけを確認しています。」

 

 

 

岡本は練習で飛距離にこだわっていた。「練習で飛ばせないと、試合で振れない」

 

勝ち続けることの難しさ、打ち続けることの難しさを実感し「ケガしながらでも、多少はやらないとやっぱりレギュラーっていうのは取れない」

 

「今年1年だけだったといわれるのは嫌。ずっと結果を残している人は、どんなに調子が悪くても(試合で)ヒット1本打ったりして安定して成績を残している。今年だけだったとならないように、そういう選手になっていきたい」

 

「体は元気です。2月1日からいいスタートが切れるように、継続してやっていきたい」

 

「まだまだレベル的にも断然(自分が)下。もっともっとレベルアップして、追いつけるように頑張りたい」

 

昨シーズンは143試合すべてにスタメン出場したが、その多くがファーストで、次にレフトでの出場が多かった。

 

しかし原監督は自身の定位置でもあった「四番サード」岡本の構想も明かしている。

 

今季は岡本と新外国人のビヤヌエバどちらがサードを守ることになるだろうか。

セカンドは吉川尚輝が有力

吉川尚は、プロ2年目の昨シーズンに開幕からスタメン出場して活躍し、レギュラーの座を勝ち取った。

 

交流戦では坂本がDHで、吉川尚がショートを守ることが2試合あった。

 

その後は調子を崩し、10試合ほど田中俊にポジションを奪われたこともあった。

 

スタメン復帰後は、坂本の離脱後にショートとして13試合にスタメン出場し、好成績を残した。

 

しかし、8月の頭に骨折をしてしまいシーズン終了まで復帰することができなかった。

 

クリスマスショーではトナカイになっていたが、自主トレの情報は公開されていないようだ。

 

 

20日には初めてジャイアンツ球場に姿を見せた。

 

 

「去年、(坂本)勇人さんに初めて1年目の自主トレで、こういうことをすればいいんだなという練習方法を学んだので、それを本当に参考というか、生かしてやってきました」

 

「『しっかり調整』とか言っている場合じゃないので。みんな必死になってやる。スタートは大事なので、最高のアピールができれば」

 

今シーズンはヘッドスライディングを止めて、怪我無く全試合フルイニング出場してほしい。

 

春季キャンプはもちろん1軍でスタートする。

田中俊太にも期待

田中俊は昨シーズン、吉川尚の不振時や離脱した後にセカンドのスタメンで43試合に出場した。

 

また打撃不振のマギーに代わって、6試合にサードとしてもスタメン出場している。

 

今年も田中俊がサードを守る試合があるかもしれない。

 

同期入団の若林晃弘とともに沖縄で自主トレを行っている。

 

 

さらに兄である広島の田中広輔とも一緒なのだ。

 

田中俊太の自主トレまとめ

 

 

 

「いろいろやっていく中で気づいたことあればすぐに聞ける。どういうふうに練習するのかを見て、気になった部分があればどんどん聞きたい」と、兄を“先生役”にレベルアップに励むつもりだ。

 

「自分で感じることがあれば聞いて、教えてもらっています。いい練習ができています」

 

身長は弟の俊太のほうが高いようだが、胸板の違いを感じる写真だ。

 

「他の選手に話している時も聞いたり、見たりして、感じています」

 

「(シーズンの)スタートでグラウンドに立てるように。そういう強い気持ちでやります」

 

「ボールの見方(待ち方)を教えていただきました。どんどん声をかけてくれる。接しやすい」

 

「聞きたかったことをきかせてもらった」

 

セカンドは吉川尚が有力だと思うが、田中俊も負けてはいられない。

 

昨シーズン終盤は、好調さを見せ、CS出場に貢献した。

 

控えにいるのがもったいない選手だと思う。

 

昨シーズンのサードを守ったのは、マギー、岡本、田中の3人だけである。

 

個人的にはサード田中俊、レフト岡本でも面白いと思うのだが。

 

春季キャンプは1軍でスタートする。

中島宏之の活躍は?

中島は昨年のオリックスでは、サードで12試合に、ファーストで25試合にスタメン出場している。

 

19試合にスタメン出場したDHはないし、出るとすればファーストがメインか。

 

オープン戦の中で結果があまり芳しくないという時でもコンディションがいいということならば、必ず1軍からスタートする。

 

自主トレは場所も内緒だそうだ。

 

自主トレはどこでやるんですか?「それは秘密。でも、みっちりとやってくるで。楽しみにしとって。」

 

昨年は代打の切り札がいなかっただけに、個人的には代打のスペシャリストとして活躍してほしい。

 

春季キャンプは1軍スタートとなった。

 

新外国人ビヤヌエバ

昨年サードを守ったマギーが去り、新たな外国人としてビヤヌエバが入団する。

 

メジャーでは内野すべてのポジションを守っているが、そのほとんどが三塁である。

 

しかし個人的にはファーストで守備の負担を減らし打撃に注力してほしいと思う。

 

一、三塁(写真)に加えて外野も守れ、27歳とこれからの成長も見込める有望株である。

 

外野も守れるそうなので、ゲレーロがダメならレフトでも良さそうだ。

 

 

「今この場にいられることを誇りに思い、興奮している」

 

「マシン打撃をやったのは初めてです。難しかったですね」

 

「屈指のリーグに合流できるのですごくうれしい気持ちです」

 

春季キャンプは1軍スタート。

山本泰寛

山本は昨シーズンは、坂本と吉川尚の2人が怪我で離脱したときにショートで18試合スタメン出場している。

 

また坂本復帰後は、吉川尚のいないセカンドを田中俊太と競い合い、11試合にスタメン出場した。

 

ショートとセカンドで19試合のスタメンと、入団1年目から変わっていないが、出場試合数は増えている。

 

2年目の17年シーズン最終戦で、初アーチが満塁弾という、巨人では坂本以来の記録を残した。

 

しかし本塁打はその1本のみで、堅実な守備を見せるものの、打撃が課題ではないか。

 

まだまだ坂本と吉川尚からポジションを奪うことは難しいだろう。

 

自主トレは年明けに関西や、熊本で重信と一緒に行っていて、その後岡本と母校慶応大グラウンドで行っている。

 

 

「(岡本は)後輩ですけど、あれだけの実績を残した選手。尊敬の部分もありますし、刺激になる存在。一緒にやることで自分の物足りない部分が分かりますし、向上心も勉強になります」

 

春季キャンプは1軍でスタートする。

その他

昨シーズンにスタメン出場した選手としては、若林晃弘とマルティネスが残っている。

 

あと、スタメン出場こそしていないが97試合に出場した吉川大幾にも頑張ってほしい。

 

マルティネス

昨シーズンに育成から上がってきたマルティネスは、ゲレーロの不調もあり即一軍登録され、坂本離脱の間にセカンドで16試合にスタメン出場している。

 

初打席初ホームランというデビューを飾ったが、手の指を負傷した影響か、その後は低迷してしまった。

 

ファームでは危機管理の一環として外野の守備練習も行っていた。

 

内野はどこでも、外野も守れるということなので、色々な使い方ができそうだ。

 

ただ外国人枠があり、ゲレーロやビヤヌエバが好調なら1軍昇格さえも難しいだろう。

 

春季キャンプは2軍スタートだ。

 

若林晃弘

若林は田中俊太と同じ、社会人からの入団2年目となる選手だ。

 

田中兄弟とともに沖縄で自主トレを行っている。

 

 

 

 

昨シーズン、坂本と吉川が離脱しているときに2試合スタメン出場している。

 

主力メンバーの代役というポジションでないと、まだまだ出場は難しいか。

 

2軍組で春季キャンプをスタートさせる。

 

吉川大幾

吉川大は、中日を自由契約となり入団した巨人1年目には15試合、2年目には10試合スタメン出場している。

 

その後2年は主に代走と守備固めの起用でスタメン出場はなかったが、背番号が「00」に変更されたこともあり活躍を期待している。

 

ただ00番というのは、スタメン出場するレギュラークラスがつける番号ではないと思うけど…。

 

坂本との自主トレを終え、ジャイアンツ球場に帰ってきていた。

 

 

昨シーズンは1軍で活躍したが、春季キャンプは2軍スタートとなった。

まとめ

まだキャンプも始まっていない時期で新外国人も見てないし、個人的な希望でしかないけど、次のような感じかな。

 

ちょっと気が早いかな…。

ファーストビヤヌエバ
セカンド吉川尚
ショート坂本
サード岡本田中俊
(レフト)ゲレーロ岡本
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